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治療院のご案内

伊藤治療院(予約制)

岐阜県可児市久々利
予約:090-7037-7618
伊藤泰史


下記の痛みに対応しております。

腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、神経根症、椎間板変性症、腰椎すべり症、変形性腰椎症、腰椎分離症、ぎっくり腰、慢性腰痛症、肋間神経痛

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、頸椎捻挫、むち打ち、頚椎神経根症、 五十肩

股関節痛、変形性股関節症、股関節唇損傷、膝痛、変形性膝関節症

筋緊張性頭痛、偏頭痛

三叉神経痛、非定型顔面痛、顎関節症

自律神経のトラブル、 めまい、慢性疲労、眼精疲労、全身疲労、不定愁訴症候群


対処療法の手技はほとんど行いません。
TMSプログラムに基づき、対話による根本治療を目指します。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

金額:1回目 8000円  2回目以降 5000円


腰痛改善率 2回の通院回数 
男性 90%
女性 40%(3回 60%)

データ:無作為抽出法による
ランダムサンプリング
男性100名
女性70名
電話聞き取り調査を含む

20歳未満、70歳以上はデータには入っていません。





下記、「TMSジャパン公式ホームページ」からの抜粋です。

http://www.tms-japan.org/


今や国民病といえるほど急増しているのが腰痛です。しかし、腰痛の真の原因はいま だに不明で、有効な治療法も確立されていないのが現実。そんな中、革命的な治療法があらわれました。「TMS理論」という腰痛理論にもとづくもので、薬も治療器具も要らず、指一本触れずに治してしまうというのです。



急増する腰痛患者

厚生労働省の調査によると、日本人がもっとも多く訴える症状の第一位は腰痛であり、第二位は肩こり、第三位は関節痛。胃・十二指腸潰瘍などの胃腸疾患が減少している中で、逆にこうした筋骨格系疾患は、ここ数年で二〇%も増加し、人口増加率の十七倍に達する勢いといいます。

そこで、病院で診てもらったり、それでもダメだからと鍼灸、マッサージ、カイロプラクティックに通ったりと、いろいろな治療を受けてもいっこうによくならず、悩み、苦しんでいる人は多いでしょう。

「何とか治る手だてはないか」と、ワラをもすがる思いで腰痛に関する本を開いても、「人類は類人猿からヒトに進化する過程で直立二足歩行を選択した。腰痛の根本原因はそこにあるのだから、人類の宿命である」などと書いてあって、「仕方ないのか」と諦めるほかはないのです。

ところが、「腰痛は人類の宿命などとする理屈はとんでもない誤り」と語るのは、日本における「TMS理論」の第一人者で、『腰痛は〈怒り〉である』(春秋社)の著者、長谷川淳史氏です。


「たしかに二本足で歩いていれば、重い上半身を支えているので腰に負担がかかるのは事実でしょうが、人類が直立歩行するようになってから三百五十万年もたっています。適応するには十分すぎる時間です。それにこの宿命説では、ここ数十年で腰痛患者が急増していることの説明がつきません。今ごろになって急に、二足歩行のムリがたたってきたとでもいうのでしょうか」

長谷川氏は、腰痛をはじめ筋骨格系疾患が増え続ける理由を、次のように分析しています。

第一に、悪性腫瘍や感染症などと違って命に直接かかわる病気ではないため、本格的な研究が行われにくいこと。
第二に、その結果、腰痛の本当の原因も解明されないままできたこと。
第三に、原因がわからなければ効果的な治療法も確立されておらず、第四に、筋骨格系疾患は慢性化したり再発を繰り返すため、増加という形で数字にあらわれてくること。

そして第五に、「直立二足歩行する人類の宿命」説にみられるような誤った理論がはびこっていること。

老化現象、筋力低下、不良姿勢が原因という説も誤りであり、重いものを持ってはいけない、腰をそらせてはいけない、柔らかいマットレスに寝てはいけない、というのも同じ。こうした誤った情報が「現代の呪い」となって、腰痛患者をますます増やす結果となっている──と長谷川氏は指摘します。

そこに登場したのが、TMS理論にもとづく画期的な治療プログラムです。1984年にニューヨーク大学医学部教授のジョン・E・サーノ博士が発表したもので、この治療プログラムは、腰痛だけでなく肩こり、関節痛、神経痛といった筋骨格系疾患に有効であるばかりか、心身症といわれる広範囲の病態にも役立つ可能性があると評価が高まっているのです。


緊張性筋炎症候群

TMSとは、「Tension Myositis Syndrome」の頭文字からとった略称で、日本語に訳すと「緊張性筋炎症候群」となります。ということはつまり、腰痛などの痛みは骨や軟骨から生じているのではなく、筋肉から生じているというわけなのです。

「ただし、筋炎といっても筋肉に炎症があるという意味ではなく、筋肉内に何らかの変化があるという意味です。この理論の開発者であるサーノ博士は、TMSの定義を『痛みを伴う筋肉の生理的変化』としています」

と語る長谷川氏は、次のようにも話しています。

「またTMSは、これまで単独の病気によって生じると考えられていた筋骨格系のさまざまな症状を、一つの症候群としてまとめています。たとえば、肩こりと呼ばれる首や肩、背中の痛みをはじめ、腰痛、臀部痛、上肢や下肢の痛みやしびれ、四十肩、五十肩と呼ばれる肩関節の痛み、ヒジ、手首、股関節、ヒザ、足首の痛みまで、これらはすべて共通した原因による一つの症候群だと考えています」    

では、共通する原因とは何か──。

「痛みの直接的な原因は、血管が収縮することによって起こる患部の虚血状態だと考えられます。つまり、自律神経系を介して血管が収縮し、患部の血液循環が悪くなって酸素欠乏を起こすことから痛みが生じるのです。血管収縮に伴って血流量が減少すると、筋肉内に発痛物質でもある乳酸が蓄積して筋肉痛を引き起こしますし、血流量の減少によって酸素欠乏がより深刻になると、筋肉がケイレンしてきます。さらに、酸素欠乏は神経障害を引き起こし、さまざまな程度の知覚異常や筋力低下を招いてしまいます」

ならば、どうして自律神経系が血管を収縮させるのでしょうか。それは「〈怒り〉である」と長谷川氏はいいます。

「サーノ博士は、腰痛など筋骨格系疾患の患者を詳しく診察しているうちに、彼らの大部分が、心理的緊張によって生じる病態を経験していたことに気づきました。そこで、もしかすると患者が訴えている痛みの原因も、心の緊張にあるのではないかと考えたわけです。緊張性筋炎症候群(TMS)の『緊張性』というのも、この心の緊張からとられたものです」

そして、サーノ博士が至った結論は、TMSとはストレスによるものだということでした。しかも、ただのストレスではありません。怒りの抑圧というストレスであり、その抑圧が、腰痛をはじめとする筋骨格系疾患を招いているのだといいます。


ストレスと自律神経

ストレスと痛みの関係を、長谷川氏は次のように解説します。

ストレスと非常に関係があるのが自律神経です。自律神経とは、人間の意志や意識の影響をほとんど受けることなく、文字通り自律的に働いている神経系ですが、ストレスの種類や程度によってその働きに微妙な変化があらわれます。

自律神経の働きの一つに、生き残りをかけて緊急事態に対処するというものがあります。身の危険を感じると、即座に戦闘態勢モードのスイッチが入ります。交感神経が緊張して、心臓はドキドキして血圧は一気に上がり、「闘争か逃走反応」に必要な筋肉に大量の血液を送り込みます。

自律神経にはもう一つ、全身の器官の機能を自動的に調節するという重要な働きがあります。私たちがいちいち命令しなくても、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、食べ物を消化したり、体温を一定に保ったり、交感神経と副交感神経のスイッチの入れ替えがスムーズに行われて、私たちの体の状態は常に一定に保たれています。

ところが、このように私たちの体を守ってくれている自律神経も、慢性のストレスにさらされ続けると、その働きに乱れが生じ、逆に体に災いをもたらしてしまいます。

ストレスを受けているとき、もっぱら興奮を続けるのは交感神経で、その際、副腎髄質から大量のアドレナリンとノルアドレナリンを分泌させます。これらのホルモンには、心拍数や血圧を上昇させる作用だけでなく、強力な血管収縮作用があります。

戦闘態勢モードのときは、消化吸収や排泄機能をストップさせてでも筋肉に血液を送り込めばいいので、この血管収縮作用が有効に働きます。しかし、ストレスが長引くと、いつまでも他の器官を犠牲にするわけにはいかなくなります。それでも戦闘態勢モードで血管収縮を続けていると、弊害が出てきます。これが血流不足による酸素欠乏であり、その結果、痛みを生じるのですが、とくに姿勢筋と呼ばれる首の後ろ側、肩の上部、背中や腰、臀部の筋肉などに症状があらわれやすい傾向があります。また、筋肉以外にも、神経や腱・靱帯といったところにも同じ病態が生じることがわかってきているということです。

ただし、ここでやっかいな問題があります。不思議なことに、重症のTMS患者ほど「ストレスはない」と断言する傾向にあるのです。

そこに重大な事実が隠されていることがわかりました。「重症のTMS患者には、とても強力な『防衛機制』が働いているからで、実はこれがTMSの根本原因なのです」

    防衛機制とは、心の安定を保ち、精神的破局を避けるための意識的・無意識的な心の働きをいうのであり、いわば心の安全装置といえる、と長谷川氏。防衛機制にはいろんな種類がありますが、中でもTMSの発症にかかわっているのが、先にあげた「抑圧」というわけです。

不快な出来事に遭遇すれば、だれだってイヤな思いがするし、怒りを覚えるでしょう。そんな感情を押し殺し、ストレスをため込んだ毎日を送っているのが現代人です。中には、意識してそうした感情を押し殺すというより、無意識のうちにシャットアウトしているケースも多いようです。

「私たちは自分自身を見失ってしまったり、パニック状態になるのを避けるために、不快な感情を極端に毛嫌いする傾向があります。とにかく忘れよう、考えないようにしよう、無視しよう、なかったことにしようなどと、不快な感情を意識から締め出してしまいます。それもほとんど何も考えずに、自動的にそうしてしまいます。さらに悪いことには、自分がそうしたことすら忘れてしまうのです。これが抑圧の正体です」


無意識な心の働き

さらに、長谷川氏は続けます。

「私たちは、不快な感情を知らず知らずのうちに抑圧しているのですが、何かがきっかけとなってそれが意識にのぼってしまっては、パニックを起こしてしまうかもしれません。そんなことにならないように、無意識下の心は、意識の目をほかに向けさせようとします。それが痛みです。体に痛みがあると、本人の注意を完璧に体に引きつけておくことができます。これがTMSで起きていることなのです。つまり、TMSは不快な感情から注意をそらすために存在するのであり、それは、抑圧を助けるための防衛機制の一つにほかなりません」

無意識の心とは、心の痛みを味わうより、体の痛みを味わうほうがまだマシと判断しているようなのですが、それほどまでして抑圧したい感情とは何かといえば、怒りであり、激怒、憤怒、激憤だと長谷川氏は指摘します。

一九九九年の夏、アメリカの人気テレビ番組である「20/20」(ABC)でTMS理論の特別番組が放送されたとき、サーノ博士は次のように語っています。

「生活の中で生じる緊張やストレス、物事を上首尾に仕上げようとする気持ちが、自分では全く気づかない無意識の領域に内的な反応を起こすことがありますが、無意識という心は、その反応を非常に恐がるのです。私たちは実際、無意識の領域で非常に腹を立てます。激怒することもあります。程度の差はあれ、無意識の領域で怒らない人はいませんし、その結果として、それこそありとあらゆる反応が体にあらわれるのです。つまり、怒りが心の無意識部分に生じたとき何が起きるかというと、脳は体に様々な症状を発生させることによって、その怒りから本人の注意をそらし、怒りを無意識の領域から出すまい、本人に意識させまいとするのです」

また、CNNの番組でも、サーノ博士の次の言葉が紹介されています。

「痛みを生み出しているのは自分自身であり、もちろん無意識のうちにです。ストレスや怒り、恐怖に対する心の反応がそうさせます。怒りに向き合うくらいならと、体のある部分への血流を減らして、そちらへ注意を引きつけようとします。その結果、腰なり首なり足関節なり、痛みが生じることで、怒りなどの受け入れがたい感情から注意がそらされるのです」

たしかに、それが間脳(視床下部)にコントロールされた自律神経系のなせるワザとするなら、納得がいきます。

私たちの意志とは無関係に、自律的に体を守るべく働くのが自律神経。考えようによっては、私たちの体の中に存在する“もう一人の自分”が何らかの危機を察知したとき、防御反応としてのシグナルを「痛み」という形で送っているのかもしれません。

そういえば、もともと血圧が高くない人が急に高血圧に見舞われたり、アレルギーのない人が気管支ゼンソクになったり、食べすぎでもないのに胃腸の病気を引き起こしたり、といった例があり、心が引き起こす体の症状──心身症とわかってきていますが、これも、無意識下の心が自律神経を介して送ってくるシグナルなのかもしれません。

いずれにしても、心と体や自律神経系の関係はまだわからないことが多く、その解明が待たれているだけに、興味深いところです。


TMSプログラム

ところで、無意識下に抑圧された怒りが痛みを作り出しているというTMS理論は、まったく新しい治療プログラムを誕生させています。しかも、大変な効果を上げていて、アメリカでは、この治療プログラムによって三十万人以上もの腰痛患者が完治したといいますから、驚異的です。

「TMS治療プログラムは、誤った情報という『呪い』を解くことと、無意識下の心による防衛機制を解除することの二本柱から成り立っています。痛みが抑圧された怒りによるものであることをしっかり理解し、認識すれば、防衛機制は解除され、自律神経系も正常に戻って、痛みも取り除かれることになります。ただし、簡単に自覚できる怒りとは違って、TMSは無意識下に抑圧された怒りですから、心の底に隠されている怒りを探し出すことが欠かせません」

具体的な治療プログラムとしては、講義討論会やグループミーティングといったことが行われる一方、ストレス・リストを作成して怒りに気づくようにしたり、瞑想したり、TMS理論の本を読む読書療法を行ったり、自分で自分の怒りを叱りつけたり、人によっては心理療法を受けたりします。

このような患者の体に指一本触れない治療により、腰痛患者の八〇〜八五%が数週間のうちに治ったといいますから、まさに腰痛治療革命といえるでしょう。

こんな例もあります。

長谷川氏のもとにある日のこと、サーノ博士が書いた『サーノ博士のヒーリング・バックペイン』の読者から、朝起きると腰が痛くて動けないという電子メールが届きました。そこで長谷川氏は、

1.痛みを怖がってはいけない、 
2.少しでも動けるのなら会社を休んではいけない、 
3.急いで心の中の怒りを探し出すこと、 

とメールでアドバイスしました。

痛みを客観的に示す方法の一つに、考えられる最高の痛みを十点として表現するニュメリカル・スケールというのがありますが、この人の痛みは最初九点でした。ところが、メールを読んで六点に、会社に行ってからは一点にまで減点したといいます。わずか半日のうちにほとんど改善したわけですが、それができたのも怒りの存在に気づいたからであり、しかもこの人はすでに、サーノ博士の著書を読むという読書療法によって、TMS理論を理解していたからこそ、これほど速く改善したのだといいます。

そんな話を聞くとぜひとも試してみたくなりますが、この治療プログラムは、危険な器質性疾患がないことが前提となっているので、自己判断は禁物。

まず医師の正しい診察を受けるところから始めたいものです。

TMSジャパンは、ニューヨーク大学医学部のジョン・E・サーノ教授が発表したTMS(Tension Myositis Syndrome:緊張性筋炎症候群)理論を出発点に、腰痛にまつわる迷信や神話の犠牲者、クワッカリー(健康詐欺・インチキ療法)の被害者、ドクターショッピングを繰り返す腰痛難民をひとりでも減らすため、 世界各国が発表している「腰痛診療ガイドライン」の勧告に則した、腰痛の原因と治療に関する根拠に基づく情報を提供しています。

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下記、以前、私の書いた文章です。

http://ktmhp.com/hp/asobook2008film/page11

ごゆっくりお読みください。

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治療プログラム

TMS理論(Tension Myositis Syndrome)緊張性筋炎症候群。

概略

 このTMS理論とは、ニューヨーク大学リハビリテーション医学教授、ジョン・E・サーノ医師が1987年発表した物で、その中に有る「筋炎」とは、筋肉に「炎症」が有るということではなく、“筋肉の中に何らかの変化がある”という意味で、サーノ博士はこれを「痛みを伴う筋肉の生理的変化」と言っています。

そこでは、肩こりから、腰痛、手足の痺れ、五十肩、その他の関節、神経の痛みまでが共通した原因による一つの症候群だとしています。

小児科医だったサーノ博士がリハビリテーション医学に転向し、そこで、教科書で学んだ検査所見と、実際の現場での臨床症状が違うことに疑問を持ったのが始まりだそうです。

例えば、多くの場合、腰痛は“腰椎や椎間板の老化によって起こる”とされています。

実際に彼が患者の訴えと、レントゲンに写る病変とを調べたところ、患者の訴えている症状は、レントゲン写真に写る病変とは全く関係の無い部位に現れたのです。

しかも、病変の程度と痛みの程度も同じではなく、ほんの少しの変形でも動けないくらいの痛みの人と、見るも無残な状態でも痛みの軽い人が居たのです。

 何かに神経が圧迫され坐骨神経痛が起きているはずなのに、その何かは何処を探しても見つからず。
 もちろんその逆の場合も有り、変形が強かったりヘルニアが大きいにもかかわらず、軽い坐骨神経痛しか訴えない患者が居たのです。

そして、なによりも不思議だったのは、検査で見つかった病変に変化が無いのに治ってしまう患者が居る事でした。

 他にも、腰痛の原因が、不良姿勢、運動不足、外傷、骨の先天異常等だと言われていましたが、いくら医学文献を調べて見ても、こうした要因による“痛みの発生のしくみ”は明らかに成っていなかったのです。

その様な疑問を持ち続けながら患者を診ていくうちに、彼は腰痛患者の痛みは、骨や軟骨から生じているのではなく、筋肉に原因が有る事に気がついたそうです。

 さらに興味深い事に、筋骨格系疾患の患者の病歴を調べると、緊張性頭痛、偏頭痛、胸焼け、胃酸過多、食道裂孔ヘルニア、胃十二指腸潰瘍、大腸炎、過敏性大腸炎、麻痺性大腸、花粉症、喘息、前立腺炎、湿疹、乾癬(かんせん)、にきび、めまい、耳鳴り、頻尿、反復性膀胱炎、などの病歴を9割の患者が持っていたのです。
そして、これらの病気の共通点が全て「心身症」と呼ばれる病態だったのです。

要するに「筋骨格系疾患を抱える患者の多くが、心理的緊張によって生じる病態(心身症)を過去に経験していた」のです。

と言う事でTMS(Tension Myositis Syndrome)「緊張性筋炎症候群」の緊張とは“こころの緊張”の事を言って居るのです。

 そして、博士が腰痛に心身症を疑うように成ってから、何気なく心理的要因を探りながら診察を続けて行くと、早く治る患者と治らない患者がほぼ正確に予測できるように成ったのです。

さらに、その中で、痛みの原因がこころに有る事を認めた患者は、それを否定した患者に比べると、より早く改善している事にも分かったのです。

この発見によってサーノ博士は筋骨格系疾患に対するもっとも重要な治療的要素は、自分の身体に起きている事を、本人が正確に理解する事だと確信するようになりました。
そして、それを患者に理解させる事が、筋骨格系疾患の「特効薬」に成ると言う結論に達し、これがTMS理論の始まりでした。



ポイント
正しい情報は「医学会に流布している呪いを解く為の情報」である。
具体的に「老化現象、外傷、運動不足、不良姿勢、先天的異常等は、身体の構造異常、腰下肢痛とは一切関係が無い」ということ。
「こうした誤った情報「呪い」を信じている限り、不安や恐怖によって痛みが強くなるだけで無く、治癒が遅れたり、再発する可能性が高くなる」


ポイント

ストレスが自律神経を刺激する事で起こる反応で、“身を守る正常な物”と、“心身症のような異常なもの”が有ると言っています。


自律神経の中枢では、身の危険を感じると、 即座に戦闘体制モードにスイッチが入ります(交感神経の興奮状態)その時、身の安全を守る為に「闘争か逃走」、「戦うか逃げるか」のいずれかの反応が起こるのです。


その緊急事態では、心拍数や血圧が上昇しますが、 反対に不必要な消化吸収や排泄機能は停止します。

@    闘争もしくは逃走に必要な筋肉に大量の血液が送り込まれます。

A    その次が、緊張して心臓がどきどきする状態が起こります。

B    そして、最後に慢性的なストレスに疲れきった、ストレスに適応できない状態になります。

このような状態になると、全身の器官の機能を自動的に調節する働きをしている自律神経は、その、慢性的なストレスを受けることで、調子を乱し、さまざまな心身症を引き起こす状態になります。


TMSでは痛みの直接的原因は、「血流不足による酸素欠乏」としています。

ストレスにより交感神経が興奮し、全身適応症候群が起こるのですが、その際、副腎髄質からは大量のアドレナリンとノルアドレナリンと言う ホルモンが分泌されます。

これらのホルモンには心拍数や血圧を上昇させるだけでなく、 血管を収縮させ血流速度を速め、不必要な器官への血流を押さえ、 素早く筋肉に血液を供給する血管収縮作用が有ります。

ところが、ストレスが長引いて「疲はい期」の段階では、いつまでも他の器官を犠牲にする訳にはいかなくなってきます。
生命を維持するために必要な器官にも血液を供給しなくてはなりません。

ですが、依然として慢性のストレスが加わっている場合は、アドレナリンとノルアドレナリンの分泌はさらに続き、その状態を維持する事から様々な弊害が出て来ます。

これが「血流不足による酸素欠乏状態」なのです。


簡単に言いますと
「慢性的なストレスによって酸素の欠乏」が起こり、身体が虚血状態に成るのです。
ですから、身体に原因を求めて身体を治療している限り、 問題は何も解決しないと言っているのです。


その結果
@    科学的老廃物の蓄積 
この老廃物は主に乳酸と言う疲労・発痛物質で、通常は血液の循環により蓄積される事は有りませんが、血流量が減少する事で筋肉内に蓄積され、筋肉痛を起こします。

A    筋肉の痙攣(けいれん)・・・自律神経を介しての血管収縮の為長時間続きます
筋肉は血流量の減少で酸欠状態を起こしその結果痙攣を起こします。
これはこむら返りと同じものですが、自律神経を介して血管が収縮している為、
短期間では治まらず、たいていは数日間かかり、心因的な原因が有る場合では、
数週間、数カ月続く事も有ります。

B    神経麻痺(まひ)・・・筋肉より神経の方が酸素欠乏に弱い
神経は筋肉より繊細な為、わずかな酸欠でも症状を出して危険を知らせます。
その神経の血流の減少は、腕の神経や坐骨神経の様な末梢神経の酸欠を起こします。
一般的な酸欠での症状は「痛み」ですがさらに酸素濃度が低下すると、さまざまな
知覚異常や、筋力低下等を引き起こします。

 

それではその痛みは何処に多く表れるのでしょうか?
TMS(緊張性筋炎症候群)とは言いますが、 筋肉のほか神経、腱や靭帯にもその症状は現れます。
そして、筋肉の痛みの場合は“姿勢筋”に出やすい傾向が有ります。
姿勢筋とは、首の後ろ、肩の上部、背中や腰、そして臀部の筋肉を含み、 姿勢を保つと共に、腕の運動を助ける働きが有ります。

次にTMS(緊張性筋炎症候群)の症状が神経に出た場合ですが、主に神経痛となって、多くは太ももの後ろからふくらはぎ、脛にかけての痛みやしびれが出る坐骨神経痛です。

次に多いのが腕から手にかけての上腕神経痛で、どちらも痛みやしびれ以外に筋力の低下や、感覚の麻痺もあります。

その他は肋間神経痛、三叉神経痛等が有り神経が通る所は全てTMSに冒される可能性が有ると考えられます。

 

それでは、神経が侵された場合の症状とは具体的にどのような物なのでしょうか?
例えば、痛みでは、刺すような痛み、電気が流れるような痛み、切られるような痛み、燃えるような痛み、ずきずきする痛みが有り、しびれでは、ちくちく感、冷感、温感等のほか、触っても何も感じない事もあります。


「心身に置いて“状態がめまぐるしく変わる”のは“身体”では無く“こころ”のほうなのです」
としています。


TMSではその重傷度を

@    症状の強さ
A    症状の維持期間
B恐怖心による活動制限の程度

の三つを総合的に見て判断しています。
しかし、不思議な事に、重症患者ほど「ストレスは無い」と断言する傾向が有るのです。

では何故、重症のTMS患者ほどストレスを感じないのでしょうか?
同理論ではその事を
「あまりにも強いストレスなので防御機制が働くから、ストレスによって起こる感情に気がつかなくなっているだけ」
これがTMSの根本原因なのです。

「緊張は無意識下で生み出され、ほとんど無意識の外に出る事は無い感情を示します。その多くは、不快、苦痛、決まり悪さを伴う感情で、 本人にも社会にも認められず抑圧されています。

抑圧が起こるのは、
『これらの感情を味わいたくない』
『これらの感情を抱いている事を人に知れたくない』
と心が思うからです。

人間の心は、無意識下の感情を自覚するようには出来ておらず、 瞬く間に、しかも自動的にこれらの感情を抑圧してしまいます。

私たちは自分を見失ったり、パニックなるのを避けるために、 不快な感情を極端に毛嫌いする傾向が有ります。

『とにかく忘れよう』
『考えないようにしよう』
『無視しよう』
『なかった事にしよう』
などと、不快な感情を意識から締め出してしまうのです。

それもほとんど考えずに、自動的にそうしてしまいます。さらに悪い事に、自分がそうした事を忘れてしまうのです。これが抑圧の正体です。

しかし、この抑圧した感情がふとした事がきっかけで再び浮上してくる事が有ります。

その再浮上は、当人を困惑させパニック状態に陥れ、その解決の為、不快な感情から意識の目をほかに向けさせるようにするのです。

それには「痛み」が最もふさわしく、 身体に痛みが有ると本人の意識を身体に引き付けておく事が出来るのです。抑圧に失敗し、不快なものが意識に上ってきても、それを見なければいいのです。
つまり痛みに注意を向けておけば、心の安定は保たれ、精神的な破局を避ける事が出来るのです。
だからこそ、重症のTMSの患者ほど、ストレスを否定するのです。

「痛みは注意をそらすための物だという事実に気付かずにいるかぎり、 何物にも邪魔される事無く痛みはその目的を果たし続けるだろう。しかし、いったんその事実を認識ししっかり理解するや(単なる認識では不十分で、しっかり理解しなければならない)ごまかしは通用しなくなり痛みは消える。 痛みの存在理由が無くなるからだ。これをやってのけのけるのがまさしく情報なのである」

TMSは不快な感情から注意をそらすために存在するのです。

では逆に不快な感情に目を向けるとどうなるでしょう?
見たいとも思わなかった物にしっかり焦点をあわせじっくり観察してみるとどうなるでしょうか?
他にもまだ無意識のうちに注意を向けまいとしてきた感情が沢山あるかもしれません。
それらに意識を向けてみましょう。

すると注意をひきつけることが目的だった痛みはもはや必要が無くなって消えるしか仕方有りません.つまり、防御規制が解除されると言う事です。

こうした情報を患者に提供する事がTMS治療プログラムで有り「認識療法」と言われる由縁なのです。

それでは
「意識、無意識がそこまでして抑圧しなければならない感情とは何なのでしょうか?
その感情の一つが、“怒り”なのです。

私たちは、小さなころから怒りを表に出す事は悪い事だと教えられて来ました。
さらに、社会生活においても、怒りを出すのは未成熟な人格だと言われてきため、私たちは怒りを抑制しているのです。

ところが、それを抑圧する事を長く続けているうちに、いつの間にか怒りを抑える事が習い性となり無意識にそうするまで成ってしまったのです。

そのほかにも、好まれない感情として、“不安、心配、恐怖、悲しみ、抑うつ、後悔、自責の念、罪悪感”などが有ります。

抑圧された怒りはおおむね次の三つに大別できます。

1. 日常生活におけるプレッシャーによる怒り。




2. 幼少期に受けたトラウマによる怒り




3. 欲求を満たすために自らに課したプレッシャーによる怒り



1.についてはその人が一日の中で一番多く過ごす場所を探せばすぐに見つかります。

2.については久留米大学医学部の長沼氏の報告として
「どんな治療にも反応しない慢性疼痛患者の臨床経験からその共通点として
「幼少期における両親との不幸な交流を言い、 具体的には、体罰を下す父親、心気的で身体面にのみ関心を払う母親、
そして両親の離婚や、死亡などを経験している」としています。

最後に3.ですが「完全主義者」「善良主義者」とサーノ博士は言い、それを次の六つの根本欲求を持つ「タイプT性格」としています。

1.完璧で有りたい。
(高い理想と道徳的規範を持つ、自己批判的で他人の批判に敏感)

2.人に好かれたい。
(愛されたい称賛されたい尊敬されたい人を喜ばせたい世間から良い人と言われたい)

3.見捨てられたくない。

4.満足したい。

5.強靭な肉体で有りたい。


日常生活のストレス、幼少期のトラウマ、タイプT性格の三つが重なって無意識に怒りが蓄積され、 臨界点に達してTMSに成り、そしてその怒りが強いほど重症に成る。
以上が、TMS理論の要約に成ります。

それではTMSに成らないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
怒らないようにすれば良いのでしょうか?
いいえ、怒らないようにする事は無理です。
もしそう考えたならかえって抑圧が強まる場合もあります。

そもそも怒りとは、有る状況に対する情動反応の一つで、 急激で一時的な感情である情動そのものは善でも悪でもありません、ただそれは「怒り」と呼ばれているだけなのです。

それなのに怒りを嫌悪し、見ない風にしたり、忘れようとしたり、 考えまいとするから、いつの間にか怒りが蓄積されてしまうのです。

だから、その情動“怒り”が湧いてきても、どのような価値判断もせず、ただそれを観察するだけで良いのです。
その事が、TMSの治療につながって行くのです。


それでは次にTMS治療プログラムについて簡単にお話しします。

TMSの治療においては、

まず病に関する「神話」を暴いて「呪い」を解き、TMSの仕組みを理解して心の「防御規制」を解除する必要が有ります。

しかし、それはなかなか難しく、今まで説明した情報を与えても、 患者がそれを受け入れなければなりません。

サーノ博士は、
「意識レベルの理解だけでは不十分で、 無意識レベルでしっかり理解することが必要で、それには4〜6週間必要だ」
と言っています。

ただし、もし無意識レベルまで受け入れる事が出来れば、TMSはきわめて高い確率で改善するとしています。


では、治療の実際ですが

1.まず現代医学の標準的な手順、理学検査、画像検査によって危険な疾患の有無を確かめる。

2.次に先に述べたTMSに関する講義を受ける
TMSを解決するコツは、痛みを感じた時に、怒りとその理由について考える事に尽きます。
「身体に注意を奪われる事無く、心に注意を向ける習慣を身につける事が最も重要なポイント」
であることを患者に理解してもらう為の講義を受けてもらうのです。

そして、患者は自分自身にこう断言出来るようにまで、TMSを理解する必要が有ります。
「私の背骨は正常だ。この痛みはまったく無害な物で有り、心理的な目的を達成するため生み出されたトリックだ」

そして、レントゲン撮影、CTスキャン、MRIで見つかった構造異常は、しわや白髪と同じ正常な老化現象にすぎない」と思えなくてはならないのです。

そして、この段階まで来ると約80〜85%の患者が数週間のうちに症状をほぼすべて消失させたとしています。

3.ミーティング
ここでは、講義を聞いた後、4〜6週間経過しても改善しない患者と、 一度は改善したものの再発した患者同士、TMS理論の復習を行います。

TMSの再発する理由には次の様な物が有ります

1.認識療法だけで症状が消えるとは本人が十分に信じていない

2.TMSの診断は受け入れているが、 画像診断で見つかった構造異常も痛みに関係していると思 い込んでいる

3.言葉の上では理解できても、まだ無意識レベルまでは理解が浸透していない。

4.周囲の情報に振り回されている

5.TMS理論を受け入れてはいるもののまだ体を動かす事に恐れを抱いている。

6.幼少時のトラウマが大きい

7.日常生活のストレスが大きい

以上の様な事を、他人の経験を聞いたり、疑問について討論したり、 何回も何回もTMSに関して話会う事で、TMSの理解が一層深まり、 自分自身の生活を客観的に見るように成ります。


(TMS解決のテクニック)
@「毎日の注意として、つぎの事を複唱します。これはアファーインフォメーションと言い、「確信に満ちた肯定的な言葉を口にしたり紙に書いたりする事によって感情や行動、固定観念を変化させるテクニック」なのです。

1. 痛みは構造異常ではなくTMSのせいである
2. 痛みの直接の原因は軽い酸素欠乏で有る
3. TMSは抑圧された感情が彦起こす無害な状態である
4. 主犯たる感情は抑圧された怒りである
5. TMSは感情から注意をそらす為だけに存在する
6. 背中も腰も正常なので何も恐れる事は無い
7. それゆえ身体を動かす事は危険ではない
8. 痛みを気にやんだりおびえたりしない
9. 注意を痛みから感情の問題に移す
10. 自分を管理するのは無意識ではなく自分自身で有る
11. 恒に身体にではなく心に注意して考えなければならない

A    痛みを叱る、車の中で大きな声を出して怒鳴る。
怒りに対し「何が起きているか知っているし、その痛みが無害なのも、 怒りから注意をそらすトリックなのも知っている」と告げ「もう注意を向けたり怖がったりしない」と宣言するのです。

B    活動を開始する
長年慢性腰痛に苦しんできた患者には出来ない動作が沢山あります。
身体を動かすのが怖いからです。
サーノ博士は「動作恐怖症」と名付けています。
ただ注意しなければならないのは、身体を動かし始めるにはTMS理論をしっかり理解してからか、 明らかに症状の軽減が確認できてからにする事

それ以外にも幾つかの心理療法がTMSの解決に有効です。


スウェーデン式リラクゼーション法

まず、4つ数えながら大きく息を吸い込みそのまま息を止めて16数え
8つ数える間に息を吐き切ります。
これを10回くりかえす。ポイントは

@無理にリラックスしようと思わないこと

A余計なことは考えない

Bただカウントと呼吸だけに集中する


習慣づけるために、しばらくの間はできるだけ決まった時間に行う。










 

プロフィール

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名前
伊藤泰史
(おおざるん)
性別
男性
生年月日
6月26日
現在60歳です♪
自己紹介


岐阜県可児市在住
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