「筋と筋膜」について
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◆ 骨格筋について
骨格筋は筋と腱(スジ)で出来ています。
筋で作られた収縮力は腱というロープで伝えられ骨に伝わり関節運動を行っています。
筋は筋線維という伸縮性の高い特別な組織を主役に結合組織で構成され、腱は靱帯などと同様に結合組織のみで構成されています。
すなわち、筋と腱では構成に違いがあるため筋腱移行部のリスクは高くなります。
また、わずかな運動であっても各種の筋が働いているため、多くの筋の協調運動を調節するためのシステムが必要となるのですが、それについてはAI療法をご覧下さい。
筋で作られた収縮力は腱というロープで伝えられ骨に伝わり関節運動を行っています。
筋は筋線維という伸縮性の高い特別な組織を主役に結合組織で構成され、腱は靱帯などと同様に結合組織のみで構成されています。
すなわち、筋と腱では構成に違いがあるため筋腱移行部のリスクは高くなります。
また、わずかな運動であっても各種の筋が働いているため、多くの筋の協調運動を調節するためのシステムが必要となるのですが、それについてはAI療法をご覧下さい。

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◆ 筋の収縮と弛緩、伸長と短縮について
筋の活動が停止している状態時の長さを静止長といいます。
<筋の生理学的変化>
<筋の生理学的変化>
求心性収縮 ・・・・・・・ 筋の緊張により静止長より短くなる収縮形態
遠心性収縮 ・・・・・・・ 筋の緊張により静止長より長くなる収縮形態
弛 緩 ・・・・・・・ 収縮の解除(筋の緊張低下状態)
短 縮 ・・・・・・・ 筋の一部が退行性変性により短くなること
伸 長 ・・・・・・・ 弛緩時、筋が伸ばされて長くなること
遠心性収縮 ・・・・・・・ 筋の緊張により静止長より長くなる収縮形態
弛 緩 ・・・・・・・ 収縮の解除(筋の緊張低下状態)
短 縮 ・・・・・・・ 筋の一部が退行性変性により短くなること
伸 長 ・・・・・・・ 弛緩時、筋が伸ばされて長くなること
筋収縮による動きは二次元性ですが実際の運動はすべてが三次元性となります。
(直線の動きに見えても実際には左右回旋力が釣り合っていると考えられます)
この時、収縮にはスピードとトルクの2つの要素を考え合わすことが重要でしょう。
スポーツ外傷治療やトレーニングにおいて、このことを考慮に入れることの重要性は今後各方面から叫ばれるようになると思います。
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◆ 筋の相互リンクについて
筋はそれぞれが完全独立して機能しているわけではなく、主に起始部・停止部で別の筋と微妙に連結しています。これは体の連動をスムーズにするための筋ネットワークと言えます。
筋の連結は筋線維ではなく腱、もしくは腱膜、あるいは筋膜で行われています。
今までは研究課題にも上らなかったことですがこれは何を意味しているのでしょうか?
我々は筋の生理的活動を考える場合これは収縮力の相互リンクと言うだけでなく、反射のリンクにも大きく貢献しているのではないかと推測しています。
すなわち、局在性の損傷が慢性化した時に引き起こされるさまざまな症状を考える場合、この筋連結を利用する価値は高いと考えています。
筋の連結は筋線維ではなく腱、もしくは腱膜、あるいは筋膜で行われています。
今までは研究課題にも上らなかったことですがこれは何を意味しているのでしょうか?
我々は筋の生理的活動を考える場合これは収縮力の相互リンクと言うだけでなく、反射のリンクにも大きく貢献しているのではないかと推測しています。
すなわち、局在性の損傷が慢性化した時に引き起こされるさまざまな症状を考える場合、この筋連結を利用する価値は高いと考えています。
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◆ 浅層筋と深層筋について
同じ骨格筋でも浅い所にある筋と深い所にある筋では何か違いがあるのでしょうか?
おおざっぱに言えば、筋線維は速筋線維(白筋線維)と遅筋線維(赤筋線維)の2種類があり、浅層筋は速筋線維、深層筋は遅筋線維が多いということがわかっています。
我々は、表層筋は単一方向への運動を大きく速く、深層筋は回旋など多軸方向への運動と共に表層筋をコントロールする役目を持つと考えています。
すなわち、一つの深層筋が受け持つ表層筋の数はいくつかあり、その違いにより治療のゾーンが定まって来るということです。
おおざっぱに言えば、筋線維は速筋線維(白筋線維)と遅筋線維(赤筋線維)の2種類があり、浅層筋は速筋線維、深層筋は遅筋線維が多いということがわかっています。
我々は、表層筋は単一方向への運動を大きく速く、深層筋は回旋など多軸方向への運動と共に表層筋をコントロールする役目を持つと考えています。
すなわち、一つの深層筋が受け持つ表層筋の数はいくつかあり、その違いにより治療のゾーンが定まって来るということです。
◆ 筋の形態について
筋の形態にもいろいろあり、形状で言えば紡錘筋、二頭筋、三頭筋、四頭筋、二腹筋、多腹筋、羽状筋、半羽状筋、鋸筋、などがあります。
このうち、紡錘筋と(半)羽状筋の違いや鋸筋につては機能的に解き明かされていますが二頭筋、三頭筋、四頭筋、多腹筋についてはおおざっぱな推測説明しかありません。
例えば上腕二頭筋の場合、金子解剖学では次のように記載しています。
長頭は肩甲骨の関節上結節から起こり結節間滑液鞘に包まれて筋腹に移行する。
短頭は肩甲骨の烏口突起から起こり、筋腹に移行する。
両頭は合して紡錘形の筋腹をなし、次いで強い腱となって橈骨粗面に着く。
また、腱の一部は薄い上腕二頭筋腱膜となり前腕筋膜に放散する。
長頭は前腕を外転し、短頭は前腕を内転する。この筋が全体として働く時は
前腕を曲げ、かつこれを回外する。
(引用著書 : 日本人体解剖学 ; 金子丑之助 ; 南江堂 ; 1978 )
このうち、紡錘筋と(半)羽状筋の違いや鋸筋につては機能的に解き明かされていますが二頭筋、三頭筋、四頭筋、多腹筋についてはおおざっぱな推測説明しかありません。
例えば上腕二頭筋の場合、金子解剖学では次のように記載しています。
長頭は肩甲骨の関節上結節から起こり結節間滑液鞘に包まれて筋腹に移行する。
短頭は肩甲骨の烏口突起から起こり、筋腹に移行する。
両頭は合して紡錘形の筋腹をなし、次いで強い腱となって橈骨粗面に着く。
また、腱の一部は薄い上腕二頭筋腱膜となり前腕筋膜に放散する。
長頭は前腕を外転し、短頭は前腕を内転する。この筋が全体として働く時は
前腕を曲げ、かつこれを回外する。
(引用著書 : 日本人体解剖学 ; 金子丑之助 ; 南江堂 ; 1978 )
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他の解剖学書もだいたいがこのような記述ですが、それではなぜ二頭筋か、その必要性との疑問には答えてくれていません。
それぞれが独立した筋ではいけないのか?停止部が同じでも別々の筋で良いのでは?
これについては「あやつり人形」が大いに参考になりました。
A,Bという二点でCを動かすあやつり人形を想像して下さい。A,Bの動かし方で
Cの動く方向はA,Bの間を微妙に動けます。
この時、A,Bの動き、すなわち、筋力のバランスと方向が微妙にかつ、スムーズ
に調節されるためには意思疎通のない別々の操り手同士ではうまくできないで
しょう。

同じ事が筋にも言え、別々の筋ではなく相互の筋バランスを取るために1つの筋であった方が都合が良いのでは、と考えています。
その他の筋形態にしてもそれぞれの理由があるのではと推測しています。
◆ 筋膜の種類と作用について
筋膜には個々の筋を包む深筋膜、筋群を共同に包む浅筋膜、があります。
また、腱膜は腱自体が膜状に広がったものですが、上記の上腕二頭筋のように筋膜に付くものなどがあります。
筋膜の役割について解剖学的には他の筋または筋群または周囲組織と隔離するためのものとされています。
また、臨床学的には筋内圧を適正に保つのでは?とも考えられますが、果たして筋膜が担う役割はそれだけでしょうか??
また、腱膜は腱自体が膜状に広がったものですが、上記の上腕二頭筋のように筋膜に付くものなどがあります。
筋膜の役割について解剖学的には他の筋または筋群または周囲組織と隔離するためのものとされています。
また、臨床学的には筋内圧を適正に保つのでは?とも考えられますが、果たして筋膜が担う役割はそれだけでしょうか??
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◆ 膜ネットワークについて
筋膜、腱膜、胸膜、心内膜、腹膜 ・・・・・・・ など、人体には多数の膜がまるでサランラップのように組織を個別またはグループで包んでいます。
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