ステータスブック(連載中)
プロローグ
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ステータスブック
プロローグ
『取扱説明書』
・ 所有者の能力を数値で表します。
・ 達成すべき目標がある場合、能力値を概算で表示します。
・ 閲覧は所有者のみにしてください。他者に見られた場合、ペナルティが付与され48時間以内の成果が失われます。
なお、機能は順次追加されます。
目の前に急に落ちてきた本には、ただそれだけが書いてあった。他は白紙だ。外を見ても、中を見てもどこにも落とし主の名前などない。黒く古めかしい外観に、金字で『ステータスブック』と書いてあった。
とりあえず、最初に俺が思ったことは何かのドッキリではないかということだ。近頃では素人をいじって笑いをとる芸人も増えていると聞く。こんな片田舎の高校生をネタにすることもあるのかもしれない。
だって、そうじゃないと。
本が空中から現れるのっておかしいだろ?
本を手に取り、しばらく待つが周囲からの反応もない。通学路に1人、本を片手にたたずむ。そういうと聞こえが良いのかもしれないが、傍から見たら不信人物だ。
「この本、だれか落としましたか?」
勇気を振り絞って、下校中と思われる周りの人たちに声をかけてみる。しかし、多少、視線を向けるものがいただけで、興味を失ったように過ぎ去っていく。
いったいこれをどうすれば良いのか。胸中の疑問に答える者などなく、俺は通りゆく人々を見つめていた。
人通りが少なくなり、夕闇に街が包まれるころ、俺は帰宅の途についた。その手に一冊の本を抱えたまま。
家に帰ってまず試みたことは、本の調査だった。俺は確かにコレが空中から現れるのを見た。いつもの通学路に忽然と出現し、しばらくためらうかのように空中に浮かんでいた。
どのような材質で出来ているのか。ワイヤーなどでつった後はなかったのかなど、調べることは盛りだくさんだ。
手に取った黒い本をあれこれと角度を変え、眺めてみる。最近ではありえないような上質な本で、表紙は黒皮で出来ていた。牛皮なのだろうか。匂いをかぐと、特有の鼻をくすぐるような感じがする。
中を開くと、先ほどと同じように『取り扱い説明書』があった。
『取扱説明書』
・ 所有者の能力を数値で表します
・ 達成すべき目標がある場合、能力値を概算で表示します
・ 閲覧は所有者のみにしてください。他者に見られた場合、ペナルティが付与され48時間以内の成果が失われます。
・
・
・
所有者「御堂零治」
「てっ、俺!?」
表紙を開いた頁には、変わらぬ取扱説明書があった。ただし変わったのは1点。ありうるべきもなかった俺の名前だった。
何かにせかされるように頁をめくる。
「……まじかよ」
うめくような自分の声が耳朶をうつ。そこには、白紙であったはずのそこには、俺の名前とわけの分からない能力値なるものが浮かんでいた。
氏名 御堂零冶
性別 男
年齢 17歳
身長 180.8cm
体重 67.4kg
レベル 1
HP(20/27)
MP(24/30)
生命力…8
器用……7
知性……10
敏捷……6
魅力……7
運………3
プロローグ
『取扱説明書』
・ 所有者の能力を数値で表します。
・ 達成すべき目標がある場合、能力値を概算で表示します。
・ 閲覧は所有者のみにしてください。他者に見られた場合、ペナルティが付与され48時間以内の成果が失われます。
なお、機能は順次追加されます。
目の前に急に落ちてきた本には、ただそれだけが書いてあった。他は白紙だ。外を見ても、中を見てもどこにも落とし主の名前などない。黒く古めかしい外観に、金字で『ステータスブック』と書いてあった。
とりあえず、最初に俺が思ったことは何かのドッキリではないかということだ。近頃では素人をいじって笑いをとる芸人も増えていると聞く。こんな片田舎の高校生をネタにすることもあるのかもしれない。
だって、そうじゃないと。
本が空中から現れるのっておかしいだろ?
本を手に取り、しばらく待つが周囲からの反応もない。通学路に1人、本を片手にたたずむ。そういうと聞こえが良いのかもしれないが、傍から見たら不信人物だ。
「この本、だれか落としましたか?」
勇気を振り絞って、下校中と思われる周りの人たちに声をかけてみる。しかし、多少、視線を向けるものがいただけで、興味を失ったように過ぎ去っていく。
いったいこれをどうすれば良いのか。胸中の疑問に答える者などなく、俺は通りゆく人々を見つめていた。
人通りが少なくなり、夕闇に街が包まれるころ、俺は帰宅の途についた。その手に一冊の本を抱えたまま。
家に帰ってまず試みたことは、本の調査だった。俺は確かにコレが空中から現れるのを見た。いつもの通学路に忽然と出現し、しばらくためらうかのように空中に浮かんでいた。
どのような材質で出来ているのか。ワイヤーなどでつった後はなかったのかなど、調べることは盛りだくさんだ。
手に取った黒い本をあれこれと角度を変え、眺めてみる。最近ではありえないような上質な本で、表紙は黒皮で出来ていた。牛皮なのだろうか。匂いをかぐと、特有の鼻をくすぐるような感じがする。
中を開くと、先ほどと同じように『取り扱い説明書』があった。
『取扱説明書』
・ 所有者の能力を数値で表します
・ 達成すべき目標がある場合、能力値を概算で表示します
・ 閲覧は所有者のみにしてください。他者に見られた場合、ペナルティが付与され48時間以内の成果が失われます。
・
・
・
所有者「御堂零治」
「てっ、俺!?」
表紙を開いた頁には、変わらぬ取扱説明書があった。ただし変わったのは1点。ありうるべきもなかった俺の名前だった。
何かにせかされるように頁をめくる。
「……まじかよ」
うめくような自分の声が耳朶をうつ。そこには、白紙であったはずのそこには、俺の名前とわけの分からない能力値なるものが浮かんでいた。
氏名 御堂零冶
性別 男
年齢 17歳
身長 180.8cm
体重 67.4kg
レベル 1
HP(20/27)
MP(24/30)
生命力…8
器用……7
知性……10
敏捷……6
魅力……7
運………3
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プロフィール
- ニックネーム
- ケイロン
- 性別
- 男
- 血液型
- A型
- 生年月日
- 19○○年5月23日
- 現住所
- 岡山のどこか
- 所在地
- 岡山のどこか
- 職業
- 教師っぽいこと
- 自己紹介
- 小説を読むのも書くのもすきなのでHPを立ち上げました。
お時間が許すのなら、作品を読み、感想でもいただけたら嬉しいです。
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