BLOODY BODY
仲の良い二人
W新線の普通列車はH駅に差し掛かっていた。運転士の山野彰信は電柱にくくられた停車駅接近板を確認し、ブレーキを取った。ホームに入り、停車位置までの距離と速度、ブレーキの具合を確認しながら少しずつ緩めた。パシャンパシャンと心地よいエアー音を響かせ、静かにそして衝撃無く電車は停まった。山野はドアの開閉状況を示すランプが消えたのを確認すると、ブレーキを通常使う最大の位置まで引いた。山野はここで乗務を終え柏木と交代となる。鞄の中身をまとめ、運転室から出た。
「ご苦労様です」
「ご苦労様です。車両への異常はありません」
「了解です」
「引き続き安全運転でお願いします」
「分かりました。ところで、山野さんこの後の乗務は?」
「後2往復ほど運転し、それで今日は帰ります。明日は一日中休みです」
「そうですか、私は夕方6時ごろに終了となります」
「そろそろ発車ですね。では」
電車は発車し、見送った後山野は詰所に向かった。向かう間、お互いに腕を組み仲良く歩いているカップルとすれ違った。山野は俺にもこんな時期があったなと心の中で思い、詰所の扉を開けた。
「ご苦労様です」
「ご苦労様です。車両への異常はありません」
「了解です」
「引き続き安全運転でお願いします」
「分かりました。ところで、山野さんこの後の乗務は?」
「後2往復ほど運転し、それで今日は帰ります。明日は一日中休みです」
「そうですか、私は夕方6時ごろに終了となります」
「そろそろ発車ですね。では」
電車は発車し、見送った後山野は詰所に向かった。向かう間、お互いに腕を組み仲良く歩いているカップルとすれ違った。山野は俺にもこんな時期があったなと心の中で思い、詰所の扉を開けた。
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