肉食系少女と皮膚食系少年
第1章 闇の世界の支配者編
第17節
私には記憶が流れ込んできたらしかった。
色々な記憶。暗いもの、寂しいもの。悲しいもの。
そんなのばかり。そしてそれが、今までの「闇の世界の支配者達」の記憶だとすぐわかった。ミーナを間近で見ている記憶が沢山、そしてミーナは毎回おじぎをしている。何だろう。変な感じがする、面白い記憶なのかな。
そこにミーナが現れた。
頭でわかっていても、やっぱり自分自身の記憶が一番みたい。
立ち上がって身構えてしまった。
しかしそんな私をまったく気にしないで、ミーナはまるで定型文を読み上げるようにして私に言った。
「『前』闇の世界の支配者様が次の闇の世界の支配者にふさわしい方をお選びになられました。それがあなたさまです。私はあなた様の使い「ロスト」の長、ミーナでございます。何なりとご命令ください」
「…」
私はしばらく黙りこんでしまった。
頭のどこかでこんなことになるってことも想定済みだったのかもしれないけど、やっぱり驚いた。そして―――
「前闇の世界の支配者様が最後にされたご命令の内容は、
この世界に落ちた人間共を殺しつくすことでございました。
いかがいたしますか」
そんなのだめ、って言おうとしてとどまった。
何かが引っかかった気がする。否、もう気づいているのに。
私は人間を虐めたい。私はずっとそう思っていた。
人間なんか嫌い。大嫌い。それなら―――
「そのまま続行しなさい」
「かしこまりました、ラクア様」
ついつい言っちゃった。
色々な記憶。暗いもの、寂しいもの。悲しいもの。
そんなのばかり。そしてそれが、今までの「闇の世界の支配者達」の記憶だとすぐわかった。ミーナを間近で見ている記憶が沢山、そしてミーナは毎回おじぎをしている。何だろう。変な感じがする、面白い記憶なのかな。
そこにミーナが現れた。
頭でわかっていても、やっぱり自分自身の記憶が一番みたい。
立ち上がって身構えてしまった。
しかしそんな私をまったく気にしないで、ミーナはまるで定型文を読み上げるようにして私に言った。
「『前』闇の世界の支配者様が次の闇の世界の支配者にふさわしい方をお選びになられました。それがあなたさまです。私はあなた様の使い「ロスト」の長、ミーナでございます。何なりとご命令ください」
「…」
私はしばらく黙りこんでしまった。
頭のどこかでこんなことになるってことも想定済みだったのかもしれないけど、やっぱり驚いた。そして―――
「前闇の世界の支配者様が最後にされたご命令の内容は、
この世界に落ちた人間共を殺しつくすことでございました。
いかがいたしますか」
そんなのだめ、って言おうとしてとどまった。
何かが引っかかった気がする。否、もう気づいているのに。
私は人間を虐めたい。私はずっとそう思っていた。
人間なんか嫌い。大嫌い。それなら―――
「そのまま続行しなさい」
「かしこまりました、ラクア様」
ついつい言っちゃった。
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