小説
出会い(1)
人には表と裏の顔がある。
表の顔と裏の顔、その二つはけっして交わることなく常に反比例している。要は性格が全く違うってこと。
裏の顔はあまり出ることはない。いつも陰でぼんやり過ごしているから。
そんなことを教えてもらったのは小学校の先生だっただろうか。
それとも、中学だったっけ?
人の記憶力とはあいまいなもの。覚えていてもはっきりと覚えられない。 それが人間だ。
そんなことを考えながらレジ近くの椅子にすわり、殺風景な店内の中で暇そうに本を読んでいる青年、井上純一。
純一は都内の中堅大学の2年生。所属は文学部史学科。なんとも就職不安定な感じが印象づかせる学科である。
彼は週に2回、1日中大学の近くにある個人経営の本屋でバイトとして働いている。
彼以外の時は年の食ったお婆ちゃん的存在の人物が店番をしている。
しかし、このお婆ちゃん的存在もこの書店の店長兼経営者ではないらしく、お婆ちゃんも見たことがないらしい。
そんな感じでしばらく働いていた彼だったが、最近はそのお婆ちゃんが持病悪化の為、あまり書店に来られなくなったので、こうして大学の授業が終わった後閉店まで彼が店番をすることが多くなってきている。
彼としては負担が大きくなったのには抵抗感があるものの、大学のそばなのに人が全くこない書店であるのに、時給千円の有難みというものが独り暮らしの彼にとっては真っ向から浸らずにはいられなかった。
こうして、人が来るまで本を読み、人生の経路を振り返りながら時間を潰す。
それが彼の日常だった。
そう
この日が来るまでは・・・。
表の顔と裏の顔、その二つはけっして交わることなく常に反比例している。要は性格が全く違うってこと。
裏の顔はあまり出ることはない。いつも陰でぼんやり過ごしているから。
そんなことを教えてもらったのは小学校の先生だっただろうか。
それとも、中学だったっけ?
人の記憶力とはあいまいなもの。覚えていてもはっきりと覚えられない。 それが人間だ。
そんなことを考えながらレジ近くの椅子にすわり、殺風景な店内の中で暇そうに本を読んでいる青年、井上純一。
純一は都内の中堅大学の2年生。所属は文学部史学科。なんとも就職不安定な感じが印象づかせる学科である。
彼は週に2回、1日中大学の近くにある個人経営の本屋でバイトとして働いている。
彼以外の時は年の食ったお婆ちゃん的存在の人物が店番をしている。
しかし、このお婆ちゃん的存在もこの書店の店長兼経営者ではないらしく、お婆ちゃんも見たことがないらしい。
そんな感じでしばらく働いていた彼だったが、最近はそのお婆ちゃんが持病悪化の為、あまり書店に来られなくなったので、こうして大学の授業が終わった後閉店まで彼が店番をすることが多くなってきている。
彼としては負担が大きくなったのには抵抗感があるものの、大学のそばなのに人が全くこない書店であるのに、時給千円の有難みというものが独り暮らしの彼にとっては真っ向から浸らずにはいられなかった。
こうして、人が来るまで本を読み、人生の経路を振り返りながら時間を潰す。
それが彼の日常だった。
そう
この日が来るまでは・・・。
プロフィール
- ニックネーム
- tosikosi
- 性別
- 男
- 血液型
- のほほんとしたおおっざぱなO型。
- 生年月日
- 9・9生まれのぞろ目。
- 所在地
- 京都府住人。生まれは福井
- 職業
- 大学生。
- 自己紹介
- ネタは突然浮かんでくるもの。それまでが長いですができるだけお待たせしないようにしっかり更新します!
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