孤独は人を化け物にする
第1章
第1節
過去
『敵、海岸方面より多数接近。岸壁自走砲部隊壊滅。敵機甲部隊、イエローラインまで後300セコンド!』
コックピット内で耳につけたヘッドオンからオペレーターの状況報告が聞こえてくる。
『嬢ちゃんたち、準備はいいか?始まっちまったらもう後戻りはできねぇ。殺るか殺られるかだ。どうせなら殺っちまえ、どうせ死んでも良いことなんてありゃしねぇ。』
この声は上官だ。まだ、訓練生だった頃の私に《君だ!君しかいない》なんて言って勝手に私を自分の補佐官にした少佐。
『・・・・・・・要するにだ。死ぬな、誰一人としてもだ。』
(そのつもりだ。言われるまでもないわ)
アイスコープの電源をいれる。スコープには機体の状態、環境、戦術画面などがスコープを埋め尽くしていた。そこから必要なものだけを残してほかは片付ける。目の前には夕日に輝く街並みがあった。今からここが戦場になるのかと思うと憂鬱な気分になった。
ガンッ!
機体が揺れた。彼女が顔を動かすと戦術機も同じようにフェイス部分を動かした。戦術機のカメラが向いた先には少佐の黒に下地に赤が塗ってあり綺麗に黒光りしている機体があった。
『どうした?初の実戦にびびったか?』
「いいえ、そんなことは。だいたい、少佐殿も初ではありませんか」
『あれ?ばれてた?』
「皆が知っていることですし、データにもあります。」
『厳しいね、澄香ちゃんは』
「なっ!?」
『そうそう、澄香軍曹はちょっと硬い硬い!もっと気楽にいこうよ』
会話に入ってきたのはこの隊の四番機。
「私のどこが硬いんですか!少尉殿たちが軽すぎなのです」
『あ~、俺から言わせれば皆少しは緊張感持とうぜ』
彼は、指揮車にいる主任オペレーター。
「あ・・・す、すみません」
『ははは、軍曹しかられてるぜ』
『お前もだ、少尉!っと、お出ましですよ少佐!』
『敵、接敵まであと10セコンド。イエローラインに敵部隊増大。・・・3,2,1。来ます』
『全機、O陣形。敵を近寄らせるな』
『『『『了解』』』』
・・・これが私の最初の出撃となった。
コックピット内で耳につけたヘッドオンからオペレーターの状況報告が聞こえてくる。
『嬢ちゃんたち、準備はいいか?始まっちまったらもう後戻りはできねぇ。殺るか殺られるかだ。どうせなら殺っちまえ、どうせ死んでも良いことなんてありゃしねぇ。』
この声は上官だ。まだ、訓練生だった頃の私に《君だ!君しかいない》なんて言って勝手に私を自分の補佐官にした少佐。
『・・・・・・・要するにだ。死ぬな、誰一人としてもだ。』
(そのつもりだ。言われるまでもないわ)
アイスコープの電源をいれる。スコープには機体の状態、環境、戦術画面などがスコープを埋め尽くしていた。そこから必要なものだけを残してほかは片付ける。目の前には夕日に輝く街並みがあった。今からここが戦場になるのかと思うと憂鬱な気分になった。
ガンッ!
機体が揺れた。彼女が顔を動かすと戦術機も同じようにフェイス部分を動かした。戦術機のカメラが向いた先には少佐の黒に下地に赤が塗ってあり綺麗に黒光りしている機体があった。
『どうした?初の実戦にびびったか?』
「いいえ、そんなことは。だいたい、少佐殿も初ではありませんか」
『あれ?ばれてた?』
「皆が知っていることですし、データにもあります。」
『厳しいね、澄香ちゃんは』
「なっ!?」
『そうそう、澄香軍曹はちょっと硬い硬い!もっと気楽にいこうよ』
会話に入ってきたのはこの隊の四番機。
「私のどこが硬いんですか!少尉殿たちが軽すぎなのです」
『あ~、俺から言わせれば皆少しは緊張感持とうぜ』
彼は、指揮車にいる主任オペレーター。
「あ・・・す、すみません」
『ははは、軍曹しかられてるぜ』
『お前もだ、少尉!っと、お出ましですよ少佐!』
『敵、接敵まであと10セコンド。イエローラインに敵部隊増大。・・・3,2,1。来ます』
『全機、O陣形。敵を近寄らせるな』
『『『『了解』』』』
・・・これが私の最初の出撃となった。
プロフィール
- ニックネーム
- 統夜(とうや)
- 性別
- 男
- 血液型
- A型
- 生年月日
- 1992年3月21日
- 現住所
- 三重県
- 所在地
- 内緒
- 職業
- 今のところフリーター
- 自己紹介
- 日々忙しくもない毎日を過ごしている怠け者です
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