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Short & present!


3 戦いの原因


3 戦いの原因


その日、ボンゴレアジト地下一階会議室では、ボンゴレとミルフィオーレによる対談が行われていた。

無論その席には綱吉に獄寺や山本を初めとしたボンゴレ十期の守護者や、白蘭率いる幻騎士や入江正一など六弔花が出席していた。

その対談の目的は、今後のマフィア界について。ボンゴレファミリーのボスである綱吉と、ミルフィオーレファミリーのボスである白蘭が対談し、それに守護者や六弔花が意見を加えていくという方針だった。

だが、対談の途中で白蘭がマシュマロがないと言いはじめ、それをきっかけとして雲雀が退室、グロキシニアが暴れ出すなどという小さないざこざが起きてしまい対談はそこで一旦中止となった。

そんな中、骸は幻騎士の異様な行動を不審に思った。

愛しい存在・沢田綱吉を見つめていたとき、幻騎士もまた彼を見つめていることに気付いたのだ。

そして、その眼差しが自分と同じだということも。



対談が終わった後、帰ろうとしている幻騎士を骸が呼び止めたことから抗争は始まった。

「貴方・・・確か幻騎士と仰いましたね」

「・・・ボンゴレ霧の守護者・六道骸か。・・・俺に何の用――――」

幻騎士が言い終わる前に、骸は持っていた槍を幻騎士の喉元に突きつけた。

「さっきの対談中、沢田綱吉を見ていましたね?」

「・・・何のつもりだ」

「おや、否定はしないんですね。・・・もし君が沢田綱吉にそういう気があるならば――――」

「!」

骸の背後に蓮の花が咲き誇り、辺りが闇に包まれていく。幻騎士はすぐさま自分の剣で骸の槍を払うと、後ろに飛び退いた。

「僕は君を全力で倒します!!!」

骸がそう言った次の瞬間、骸の右目の数字が六になった。

キンキンっと槍と剣のぶつかりあう音が闇の中で響き、骸と幻騎士が対峙する。

「・・・六道骸、といったな。お前は――――」

「!」

幻騎士は骸の視界から消えたかと思うと、すぐに骸の前に姿を現した。

「ボンゴレを好いているのか?」

「・・・クハッ、それは貴方とて同じでしょう!!!」

爆発音と、金属音。



そしてそれが一週間続いている。

「一体お前たちはなんで戦ってるんだ?」

綱吉のその質問に、二人は答えない。

ここで言えるものなら、もうとっくに言ってしまっているだろう。



(沢田綱吉・・・君が好きですと)

(ボンゴレを愛していると)



「悪いが」

「!」

幻騎士が口を開いた。

「ボンゴレには黙っててもらおうか。・・・これは俺たちの問題なんだ」

そして、目の前にいる『敵』を睨みつける。

「クフフ・・・そういうことですボンゴレ。君は少しそこで待っていた方がいいと思いますよ?・・・もうすぐ決着もつくでしょうし」

骸もそう言って綱吉に微笑む。実際骸のボックスも幻騎士のボックスも残り1箱ずつ、そして二人とも同じぐらいダメージを食らっていた。

「いざ」

「開匣!!」

二人のボックスに同時にリングがはめられ――――

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奏 Euph
割となんでもやる、活動的な魚類。
狐狸・二ノ宮翼・塵芥・ラピなど、名前がたくさんあります。
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