2016年8月 アーカイブ
2016年8月26日 12時50分00秒 (Fri)
恋愛小説の最高傑作が!
2016:No.65
『高慢と偏見とゾンビ』
9月30日(金)よりロードショー!
偉大な作家ジェイン・オースティンの「高慢と偏見」はいまだに恋や人間関係に悩む人のバイブルですね。それは映像化としても、「プライドと偏見」や「ブリジット・ジョーンズの日記」と続いているそうです。
今度はこのエレガントな恋愛小説に、人類滅亡の危機がプラスされ、アクション冒険恋愛活劇として生まれ変わりました。と言ってもけっして、B級でお安い作品なんかじゃあーりません!ヴィクトリア朝のエレガントな衣装も、歴史ある豪華な屋敷での撮影も、しっかりと満足の行く仕上がりです。
次々と湧き出るゾンビと、計算された中国武術アクションと、入り込んだ恋愛ドラマで満腹です。オモシロイ。2016年8月22日 21時45分13秒 (Mon)
試写室の熱気
2016:No.64
『 怒 り 』
9月17日(土)よりロードショー!
年に数本、試写室に熱気ムンムンの作品がありますが、本作は今年最高のムンムンです。それが必ずしも、ヒットに繋がるとは限らないけど、何かが有ることは間違いないです。
原作:吉田修一(「最後の息子」「パーク・ライフ」「悪人」「横道世之介」「さよなら渓谷」等)+監督:李相日(「69 sixty nine」「スクラップ・ヘブン」「フラガール」「悪人」「許されざる者」等)の名コンビに、音楽:坂本龍一が火に油を注ぐが如く、傑作を作り上げました。
一つの凶悪殺人事件で、犯人の顔写真(整形手術後をコンピューターで作成)が公開される。日本全国には、それに似た感じの人が何人か居る。東京のゲイの成年は、全く過去を語らない男に魅了されて行く。気付いた時には、コントロール不能の深い恋に落ちていたが。しかし、公開手配写真に心が揺れて、信じる力が疲弊してしまい…。
沖縄の離れ小島に流れ着いた男も、謎だらけだが、魅力的だ。周りの人々を魅了するも…。
千葉の漁師は、自分の娘は社会の荒波に漕ぎ出す力は無いと思い込んでいた。そんな娘が、恋した相手は流れ者で、過去について嘘を付いているようだ。そして、あの公開手配写真を見て震撼するが…。
三つのストーリーが同時進行するが、上手く処理されていてワクワクする。2時間22分の長尺ものが、全くダレルこともなく一気に魅せる。まるで三本の映画を一度に観たような満足感は、なかなか味わえないと思いますよ。凄い!ブラボー!エクセレト!
ゲイの成年の後悔や苦しみは、感情移入120%です。2016年8月15日 21時29分04秒 (Mon)
将棋に命を懸けて
2016:No.63
『 聖 の 青 春 』
11月19日(土)よりロードショー!
羽生善治を追い詰めた伝説の棋士:村山聖の実話です。病と闘いながら、全力で駆け抜けた、わずか29年の生涯を描いた熱い映画です。
あの天才羽生善治を勝率対で追い詰めた唯一無二の棋士を、MAX肥えた松山ケンイチが演じています。役のためとは云え、よくもまああんなに肥れるもんだなー。そしてそして、羽生名人を東出昌大がソックリに演じています。
色んな青春があるんだなーっと思い、健康の貴重なことを再認識ですね。
2016年8月15日 21時10分01秒 (Mon)
竹内涼真
2016:No.62
『 青 空 エ ー ル 』
8月20日(土)よりロードショー!
人気漫画家“河原和音“の代表作だそうです。ついこの前も「俺物語!」が実写映画化されてましたね。
吹奏楽の名門、白翔高校に入学した小野つばさと、クラスメートで野球部員の山田大介の青春ストーリー。
三木孝浩監督(「アオハライド」「陽だまりの彼女」「ソラニン」)が、手慣れた技をもって映像化に成功しています。12月にも「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」の公開が控えていて、今時のラブストーリーは三木監督って感じになってます。
そして、竹内涼真がいい。最近はテレビドラマ「時をかける少女」でキラッキラ輝いて、「下町ロケット」注目され、これから先もテレビ、映画で引っ張りだこですね。2016年8月11日 1時06分26秒 (Thu)
2016年最高の日本映画
『 永 い 言 い 訳 』
10月14日(金)よりロードショー!
人気作家の幸夫の妻が、旅先で不慮の事故に遭い、親友共々亡くなってしまう。丁度その時、不倫相手と密会していた幸夫は、世間的には悲劇の主人公を装うことしか出来ない。そんなある日、妻の親友の遺族(トラック運転手の夫・陽一とその子供たち)に出会う。仕事と子育てで苦労している彼らを見た幸夫は、ふとした思い付きから世話を買って出るが。これは罪悪感から自分を救う為の偽善的好意なのか?辛く冷たくあしらい続けた、亡き妻への永い言い訳なのか。本当に大切な人を喪って、初めて自分を再生させる人間の愚かさに逆に小さな光がそそがれたような。
西川美和監督のストーリーテイラーとしての恐ろしいほどの才能にクラクラする。原作・脚本・監督と、オリジナル作品を生み続けてきた現在、日本を代表する世界に通用する映画監督の一人なんですねー。
本木雅弘×竹原ピストルが素晴らしいアンサンブルです。今までにない切り口で人間の内面を見せられますよ。2016年ベストの日本映画を見逃さないでね。- Information
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