ADHD、LDとは?
『教育と福祉:学びを憩いに』
~発達障害について番外~
~発達障害について番外~
シリーズ1、「ADHD、LDとは何か?」
はじめに
教育基本法の改正による、特別支援教育へ発達障害も導入され、発達障害者支援法の施行、スクールソーシャルワーカー制度による専門職の学校配置。
教育理念では、“こころの教育”がとなえられ、「学校教育」の実態は、今後どのような変化を辿るのだろうか?
これらが、ADHDやLDの障害理解へとつながることを祈りつつ、当HP『~発達障害について番外~』シリーズでは、従来の学校教育でADHDやLDの理解が困難とされた背景、概念について皆さまと共に学んでいくことを目的とした、同サイト内『発達障害について』から、~「ADHDとLDとは何か?」~のついて、より分かりやすくまとめたものを掲載いたしました。
よろしければ、最後までご参照ください。
第1章「ADHDについて」
1.ADHDとは?
注意欠陥多動性障害=ADHD(AD/HD)とは不注意と多動性・衝動性の2つを合わせた、発達障害の1つである。
前提として、知的発達の遅れが生じていないことが特徴です。
※発達障害についての詳しくは、同サイト内「発達障害について」からご参照ください。
特徴として他に、遺伝ではなく、“家族性”を持っており、保護者や指導教員による、いわゆる“育て方”に直接の問題はないこと、LDとの関連がみとめられることなどがあります。
※「家族性とは、あくまで糖尿病などと同じく、かかりやすいなどの目安でしかありません。
遺伝と家族性は違います、ご両親の方がご自身の責任と感じて気を病まれることがありがありますが、ご両親が直接の発症原因ではなく、むしろご子息の障害を理解して、支えあう環境づくりを考えて行けるように、ご注意ください。」
「不注意」とは、本人がよく注意していても「忘れ物が多い・物をなくしてしまう」など、保護者さまや担任教師に方などに怒られてしまうといった状況と、標準化された診断基準を照らし合わせた結果、問題が著しく多い状態をいいます。
「多動性/衝動性」とは、「落ち着きがない・物事を順序立てて考ることが難しい・衝動的・順番を待つことが難しい」といったことが、標準化された診断基準と照らし合わせ、著しく多い状態をいいます。
しかし、こうした行動特性は、子どもがもともと持ち合わせているものであり、これがADHDや発達障害における、障害理解の困難を呼ぶ原因でもあります。
まず、ADHDの子どもはハッキリとした意識を持っています、その行動には、必ず理由があることを知ってください。
2.ADHDの子どもと行動理由
ADHDの子どもは知的な遅れはありません、その行動は乱雑で突発的なものに映りますが、そこには必ず理由が存在します。
例えば、いつもの様に友だちと会話をしている最中に、いきなり手をあげてしまう。
一見、乱暴な子どもだと決めつけられてしまいがちですが、これには意見の相違や会話での食い違いといった“理由”が必ず存在しているのです。
また、このような問題を、本人は“イケナイこと”であると理解しておりますが、だからといって注意を促してもなかなか直るものではありません。
だからこそ、こうした問題の背景をきちんと整理し、周囲の支援者が理解を広めていく努力が必要となります。
また、ADHDの子どもごとに、問題となる行動には違いがあるため、ADHDには傾向(タイプ)が存在します。
3.ADHDの子どもと傾向
ADHDには不注意優勢型・混合型・多動性/衝動性優勢型の3つの傾向=タイプが存在します。
前述の衝動的に手をあげてしまう子どもの場合は、多動性/衝動性優勢型になります。
これに、集中できない・忘れ物が同様に多かったりすれば混合型。
忘れ物が極端に多くても、多動性/衝動性がみられなければ不注意優勢型となります。
では、ADHDの診断とは、どのように行うのでしょうか?
4.ADHDの診断
ADHDは幼稚園や保育園では判断が難しく、小学校にあがった頃から発覚しやすくなります。
※ADHDは家族性を持つため、赤ん坊のころからADHDであるといえます。
しかし、日常生活に支障がなく、診断基準に従い診断されていない状態では障害と定義されません。
日常生活に支障が出てはじめて、ADHDは障害となります。
よって、主に規則が増える小学校にあがるころからが、障害が発覚しやすい時期といえるのです。
DSM-IV-TRでは、7歳以前から家と学校などの2つ以上の状況下で、不注意/多動性・衝動性が持続的に頻繁にみられ、発達水準相当の学業や社会的機能を障害している場合に診断されると定義されています。
これは、比較的自由に過ごせる家などと違って、統一的な指導・規則に縛られる学校教育がはじまり、集団のなかで問題となる行動が目立ちだすためです。
つまり、“行動のあり方”・“生活上の困難”がADHDの本質であり障害と呼ばれる問題であるといえます。
第2章「LDについて」
1.LDとは?
LD=学習障害とは、知的発達に遅れはなく、「聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力」のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すもの。
その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、知的障害、情緒障害、視覚障害、聴覚障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではないと定義している。
2.LDの子どもと学習困難
LDの子どもは、視力や聴覚に問題があるのではなく、知的にも遅れはない。
しかし、特定の学習において習得に不自由があり、通常の集団教育では支援が難しい問題でもある。
問題改善には、個別対象の学習支援や特別支援教育での学習指導などが必要となる。
3.LDの子どもと診断
DSM-IV-TRでは、LD(Learning Disabilities:学習障害)は「誤字、算数、書字表出、特定不能の学習障害など」が含まれた医学的概念としての総称であり、実際の診断では「誤字、算数、書字表出、特定不能の学習障害など」が使われる。
また、日本では教育的概念から来た、“学習障害”という名称が好まれて使われる。
おわりに
両者に共通するものとして、これらは“不治の病”ではないということ。
“行動のあり方”・“生活上の困難”による障害であるということ。
ADHDやLD単体では、給付金の対象外であることなどがあげられる。
ADHDやLDは、その疾病のメカニズムこそ解明されていないものも、薬物療法で抑えることができ、その他の療法と合わせて問題を軽減することができるものである。
障害と診断されるのは、あくまでも問題や症状を特定し、問題改善への対応を的確にするものであると認識してほしい。
障害と診断されたからと言って、他の子どもたちと違うところがある、迷惑な存在といった考えは間違っている。
障害は“あなたの個性”である。
個性はどんな人にも存在するし、マイナスに働くだけのものではない、どう個性と向き合い、自分にとってプラスにしていくかを支援者の方々と話し合っていくことが必要であり。
当サイトを覗かれた方々が、ひとりでも多くそうした思いを育んでいただければ幸いです。
教育基本法の改正による、特別支援教育へ発達障害も導入され、発達障害者支援法の施行、スクールソーシャルワーカー制度による専門職の学校配置。
教育理念では、“こころの教育”がとなえられ、「学校教育」の実態は、今後どのような変化を辿るのだろうか?
これらが、ADHDやLDの障害理解へとつながることを祈りつつ、当HP『~発達障害について番外~』シリーズでは、従来の学校教育でADHDやLDの理解が困難とされた背景、概念について皆さまと共に学んでいくことを目的とした、同サイト内『発達障害について』から、~「ADHDとLDとは何か?」~のついて、より分かりやすくまとめたものを掲載いたしました。
よろしければ、最後までご参照ください。
第1章「ADHDについて」
1.ADHDとは?
注意欠陥多動性障害=ADHD(AD/HD)とは不注意と多動性・衝動性の2つを合わせた、発達障害の1つである。
前提として、知的発達の遅れが生じていないことが特徴です。
※発達障害についての詳しくは、同サイト内「発達障害について」からご参照ください。
特徴として他に、遺伝ではなく、“家族性”を持っており、保護者や指導教員による、いわゆる“育て方”に直接の問題はないこと、LDとの関連がみとめられることなどがあります。
※「家族性とは、あくまで糖尿病などと同じく、かかりやすいなどの目安でしかありません。
遺伝と家族性は違います、ご両親の方がご自身の責任と感じて気を病まれることがありがありますが、ご両親が直接の発症原因ではなく、むしろご子息の障害を理解して、支えあう環境づくりを考えて行けるように、ご注意ください。」
「不注意」とは、本人がよく注意していても「忘れ物が多い・物をなくしてしまう」など、保護者さまや担任教師に方などに怒られてしまうといった状況と、標準化された診断基準を照らし合わせた結果、問題が著しく多い状態をいいます。
「多動性/衝動性」とは、「落ち着きがない・物事を順序立てて考ることが難しい・衝動的・順番を待つことが難しい」といったことが、標準化された診断基準と照らし合わせ、著しく多い状態をいいます。
しかし、こうした行動特性は、子どもがもともと持ち合わせているものであり、これがADHDや発達障害における、障害理解の困難を呼ぶ原因でもあります。
まず、ADHDの子どもはハッキリとした意識を持っています、その行動には、必ず理由があることを知ってください。
2.ADHDの子どもと行動理由
ADHDの子どもは知的な遅れはありません、その行動は乱雑で突発的なものに映りますが、そこには必ず理由が存在します。
例えば、いつもの様に友だちと会話をしている最中に、いきなり手をあげてしまう。
一見、乱暴な子どもだと決めつけられてしまいがちですが、これには意見の相違や会話での食い違いといった“理由”が必ず存在しているのです。
また、このような問題を、本人は“イケナイこと”であると理解しておりますが、だからといって注意を促してもなかなか直るものではありません。
だからこそ、こうした問題の背景をきちんと整理し、周囲の支援者が理解を広めていく努力が必要となります。
また、ADHDの子どもごとに、問題となる行動には違いがあるため、ADHDには傾向(タイプ)が存在します。
3.ADHDの子どもと傾向
ADHDには不注意優勢型・混合型・多動性/衝動性優勢型の3つの傾向=タイプが存在します。
前述の衝動的に手をあげてしまう子どもの場合は、多動性/衝動性優勢型になります。
これに、集中できない・忘れ物が同様に多かったりすれば混合型。
忘れ物が極端に多くても、多動性/衝動性がみられなければ不注意優勢型となります。
では、ADHDの診断とは、どのように行うのでしょうか?
4.ADHDの診断
ADHDは幼稚園や保育園では判断が難しく、小学校にあがった頃から発覚しやすくなります。
※ADHDは家族性を持つため、赤ん坊のころからADHDであるといえます。
しかし、日常生活に支障がなく、診断基準に従い診断されていない状態では障害と定義されません。
日常生活に支障が出てはじめて、ADHDは障害となります。
よって、主に規則が増える小学校にあがるころからが、障害が発覚しやすい時期といえるのです。
DSM-IV-TRでは、7歳以前から家と学校などの2つ以上の状況下で、不注意/多動性・衝動性が持続的に頻繁にみられ、発達水準相当の学業や社会的機能を障害している場合に診断されると定義されています。
これは、比較的自由に過ごせる家などと違って、統一的な指導・規則に縛られる学校教育がはじまり、集団のなかで問題となる行動が目立ちだすためです。
つまり、“行動のあり方”・“生活上の困難”がADHDの本質であり障害と呼ばれる問題であるといえます。
第2章「LDについて」
1.LDとは?
LD=学習障害とは、知的発達に遅れはなく、「聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力」のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すもの。
その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、知的障害、情緒障害、視覚障害、聴覚障害などの障害や環境的な要因が直接の原因となるものではないと定義している。
2.LDの子どもと学習困難
LDの子どもは、視力や聴覚に問題があるのではなく、知的にも遅れはない。
しかし、特定の学習において習得に不自由があり、通常の集団教育では支援が難しい問題でもある。
問題改善には、個別対象の学習支援や特別支援教育での学習指導などが必要となる。
3.LDの子どもと診断
DSM-IV-TRでは、LD(Learning Disabilities:学習障害)は「誤字、算数、書字表出、特定不能の学習障害など」が含まれた医学的概念としての総称であり、実際の診断では「誤字、算数、書字表出、特定不能の学習障害など」が使われる。
また、日本では教育的概念から来た、“学習障害”という名称が好まれて使われる。
おわりに
両者に共通するものとして、これらは“不治の病”ではないということ。
“行動のあり方”・“生活上の困難”による障害であるということ。
ADHDやLD単体では、給付金の対象外であることなどがあげられる。
ADHDやLDは、その疾病のメカニズムこそ解明されていないものも、薬物療法で抑えることができ、その他の療法と合わせて問題を軽減することができるものである。
障害と診断されるのは、あくまでも問題や症状を特定し、問題改善への対応を的確にするものであると認識してほしい。
障害と診断されたからと言って、他の子どもたちと違うところがある、迷惑な存在といった考えは間違っている。
障害は“あなたの個性”である。
個性はどんな人にも存在するし、マイナスに働くだけのものではない、どう個性と向き合い、自分にとってプラスにしていくかを支援者の方々と話し合っていくことが必要であり。
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メガネくん=岐阜経済大学 新家ゼミ4年生 板倉 正和
チコ☆タン=岐阜経済大学 新家ゼミ4年生 脇 功次
ドラえもん=非公開
石さん=非公開
タモさん=非公開
~定期的に参加して下さる方、現在募集中~ - 性別
- 男女混合
- 血液型
- A型少なめ?
- 生年月日
- 昭和60年代12月24日~
平成20年12月24日の深夜=サイト誕生日~
平成21年2月18日=サイト新規公開誕生日!! - 現住所
- みんな、東海三県をまたがって点々としている。
基本的に運営者へ仲間たちからメールでやり取りを行います。 - 所在地
- 同上。
夢は、2LDKでいいから引っ越したいかなぁ~? - 職業
- 21年3月までは大学生、同年4月には介護職として福祉の現場に!!
片方は永遠に少年の心で、我らが学び舎に残ります(=確定しました)。
その他、二人ほど学生から社会人に!!
一人は社会人としての先輩ですね。 - 自己紹介
- 当HPご覧の皆さま、引き続きよろしくお願いいたします。
大学にてコミュニティ福祉学科、精神保健福祉士課程を専攻しておりました、メガネくんとチコ☆タン、および新規参加者の仲間たちです。
基本的に、仲間たちは仕事が忙しいらしく、ほぼ運営者代表者のみでの活動になりそうです。
大学在籍時の所属名、研究員の本名についてはフリーページに記載しておりますので、そちらをご参照下さい。
至らない点も多々ございますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。 - 新規メンバー募集について
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所属・資格などに規定はございません。
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