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仕事

2010年11月26日 15時06分57秒 (Fri)

まずは昨日の話

昨日はまず、新橋演舞場に千秋楽のご挨拶をしに行ってきました。
今月の出番は六日間でしたが、「三千歳」というちょっと特別な舞台に出させていただき嬉しかったです。

そして、ご挨拶を済ませたら、舞台の幕が開く前に演舞場を後にして、仕事の現場へ向かいました。
東京駅の前にある「日本工業倶楽部」というところで、ここ数年毎年呼んでいただいている会に賛助出演させていただきました。
去年出演させていただいた時にもここ(ブログ)に書きましたが、この会はいろんな企業の社長さんや会長さん、お偉いさん方のご趣味の発表会的な会です。…で、栄三郎師の頃から清元を習っている方が毎年出られているのでそこに呼んでいただいているのですが…。この方、本当に本番に強いというか…。
お稽古の時は、間違えることもあったりするんですが、昨日の本番はノーミス。いやぁたいしたもんです。
幕が閉まって、隣にいたタテ三味線の栄吉さんに「完璧でしたね」ってつい言ってしまいました。
この「工業倶楽部」というところ、普段は会議などに使われているところなので、僕達の楽屋もいわゆる“会議室”です。
去年はたしかソファーに座っている写真を載せたと思うので、今回はシャンデリアをバックに一枚撮ってみました。

さて、そこでの舞台が済んだら、今度はまた演舞場方面に逆戻り。演舞場の近くのお稽古場で、今週末に行く名古屋での仕事の稽古がありました。
この曲、「仇ゆめ」というお芝居の挿入曲なんですが、ものすごく雰囲気のある曲なんですよね。とても難しい曲なんですが、逆にやり甲斐もあります。
難しいけど集中して全力で取り組みたいと思います。

まずは…その前の大阪での舞台をしっかり務めなければ…!

2010年11月24日 23時14分32秒 (Wed)

清元 菊寿会

今日は先輩である、清元菊輔さん主催のお浚い会「菊寿会」が国立劇場で催されました。
今回の「菊寿会」は菊輔さんのお父上である、故・清元寿國太夫師の十三回忌追善の会でした。
追善という事もあり、現在菊輔さんがお稽古に行ってらっしゃる各地方の方々や寿國太夫師匠のお弟子さんだった方、他の方のお弟子さんや歌舞伎関係の方々など、各方面からの御出演もあり、大変盛大な会となりました。

僕自身はワキで三曲、上調子で三曲、計六曲に出演させていただきましたが…常に…というか、いつも…というか、反省しきりです。
昨日下浚いをやったばかりで今日の本番を迎えているのに、昨日失敗した事が直されてなかったり、まぁとにかく上手い事なんて弾けやしません。

しかしまぁこれをやっている以上は弱音を吐いても前には進めませんからね。
また明日から頑張ります。

明日も本番と稽古。まだまだ仕事は休みになりません。
もうちょっと踏ん張りますか!!

2010年11月23日 19時56分26秒 (Tue)

長い一日

今日はまず、早朝7時45分頃に新橋演舞場の楽屋に入りました。
「子供歌舞伎」の本番当日です。
いくら僕が朝が苦手で、普段“午前中”を「早朝」と呼んでいても、さすがに今日の楽屋入りは、一般的にも“早朝”と云ってもいいのではないでしょうか?
何せ朝の9時開演ですからね。
これで幕が開いたらお客さんがまばら…なんていったらブチ切れてやろうかと思いました(おっと…言葉が過ぎました)が、三階席まで満杯。しかも偉いのが、ほとんどが学生さんだったんですが、寝ている人がほぼいなかった事。みんな興味を持つ個所はそれぞれで、もしかしたらこっちの意図していないような所に興味を持って、まっすぐ歌舞伎を見ていないかもしれない。今の世の中、「歌舞伎」って「歌舞伎のまねごとをしているお笑い」程度にしか目にした事が無いでしょうから、本物の歌舞伎を“逆輸入”的に見る人も多いんだと思います。…となると、本物としてやっている“女形の台詞口調”や“歌舞伎風な言い回し”などが、逆に面白く見えてしまうのかもしれません。
でも、彼らがどうとらえていようと、最後まで寝ずに観ていた…というのは、まぎれもない事実で、今後彼らの中に「歌舞伎を観た」という出来事は、一つの体験として残っていくはずです。
まずはそれが大事な事なんですよね。

さて、その舞台が済むと、次に国立劇場へ行き、下浚いでした。
この会では「ワキ」と「上調子」を弾かせていただくので、三味線は二梃。朝、自宅から持って行った三味線と演舞場に置いてあった(子供歌舞伎で使った)三味線。それから舞台で来ていた黒の紋付に(今日は下浚いなので)稽古着。これだけの荷物を持って移動…は気が遠くなるほど大変なので、少しでも荷物を減らそうと、今日は家から着物で出掛けました。
まぁそれでも荷物は多いので、結局タクシーのお世話になりましたが…。

ところで…ここから愚痴…というか、文句…というか、意見を言わせてもらいます。

今日の下浚いは国立劇場二階の稽古場。そして明日の本番は国立小劇場。
こういう場合、明日我々が使うはずの楽屋に荷物を置いておかせてくれてもいいと思いませんか?
いや、もちろん向こうとしては事故や盗難の際に責任を負いかねる…という事なんでしょうけど、逆に我々はそこについては一切自己責任で置かせてもらうわけですよ。何かあった時に、向こうに責任言及するような気はさらさらございません。でも頑として置かせてくれないんです。
今までも、何度も言い合いになってるんですが、まったく譲りません。折れません。
では、置かせてくれない…という事はどうなるのか…というと、楽器二梃に着物…今日も明日も同じ“国立劇場”で使うたくさんの荷物を、一度持って帰り、翌日再び持って行くんです。そんな大量の荷物、電車でなんか持って移動できませんから、必然的にタクシーのお世話になるわけです。
労力も経済的にも無駄だと思いませんか?
責任は問わない…って言ってるんだから、楽屋に置くぐらいさせてくれてもいいじゃないですかね。
歌舞伎や文楽、舞踊会でも何日か続く会の場合なら置かせてくれるんだから…。

まったく融通がきかなくて頭に来ちゃいますよ。

2010年11月22日 22時05分47秒 (Mon)

清元精調会

今日は…まず三越劇場へ…。
清元・精調会の本番でした。
一年に一度、清元の社中の皆さんで行う演奏会です。
今日は週明けの月曜日。もしかしたら今日休みを取って連休にしている方も多いのかもしれません。そんな日の昼間からお客さんなんて入るのかなぁ…と思っていたんですが、最初の演目の幕が開いてホッとした…というか正直ちょっと驚きもあったかな…意外にお客様が入ってらしたのでちょっとびっくりしました。

僕は最初の「名寄の寿」と、次の「浮かれ坊主」の二曲に載らせていただき、それが終わったら着替えもせずに、急いで新橋演舞場へ…。
今月の歌舞伎公演、今日が僕自身の最後の出演日でした。
雨がちょっと降っていたので、道が混むかな…と心配しましたが、そこまでの渋滞もなく、演舞場には十分間に合い、無事に最後の出番を務めて参りました。

その後、一度三越に戻り、出し放しにしてきた楽器をしまい、着替え、会の終了を待ち三越を後に…。
次の現場は、志寿子太夫さんのお稽古場。
そこで今週、25日の舞台のお稽古をして、帰ってきました。

明日の朝は規格外に早く、その後も掛け持ちで一日が長くなりそうなので、今日はおとなしく、早々に…寝ます。

2010年11月22日 21時51分13秒 (Mon)

昨日の仕事

昨日は大宮で舞踊会のお仕事でした。
先日浦和で下浚いをやった、あの仕事です。

下浚い当日、急遽上調子を弾く事になって…的な事を、その日のブログに書きました。昨日は当初の予定通りワキで弾かせていただいたのですが…。
いや、たしかに下浚いの時は急に上調子だったので戸惑いながら、焦りながら…でどうにか難を逃れた感じでしたが、じゃあワキなら万全なのか…?といったら、それはそれで、そんな事はないですよね。難しい曲です。
素で演奏するにあたってもノリが難しい曲なのに、そこに舞踊が入ったらその踊りにも合わせなければならないし、かといって合わせ過ぎてもいけないし…そもそもワキや上調子は踊りに合わせる必要はなくて、それをするのはタテの役目で、そのタテの作るノリに僕らは付いていかなければならないんだけど、そのノリが難しい曲なので、その緩急・ノリの出し入れが読みきれなくてついバラバラになってしまい…。はぁ…いやぁつくづく難しい曲だなぁ…と感じました。

でも、また一つ勉強になった気がします。

…と、そんな内容のブログを昨日書こうと思っていたんですが、昨日は仕事が終わって、帰りに馴染みのお寿司屋さんについ寄ってしまい、帰ってきてからPCを立ち上げる事もなく寝てしまったので、一日遅れていま書きました…。

プロフィール

プロフィール画像
名前
清元雄二朗
生年月日
1968年(昭和43年)12月27日
血液型
O型
出身地
東京
趣味
スポーツ観戦(主に野球・相撲)、料理
親族
母…杵屋勝美香(長唄三味線) 
妹…田村友里(女優) 
義弟…吉田啓一郎(ドラマ監督)

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